Winson×田中 Longwing Tassel Loafers

¥190,300 (税込)

素材 ALPINE GRAIN(アノネイ社製)
色 BLACK
底材 DR.SOLE SUPERGRIP FULL SOLE
製法 Hand sewn welted
※木型に沿ったラステッドシューツリが付属しております。
価格はシューツリー込の価格です。

※店主Size42or43(43はデザイン上かなりゆったりめ)を履きます 他ブランドではCrockett & Jones 85E、CARMINA 85E、Gaziano Girling 9E、TLB Mallorca 85F、Saint Crispin`s 85Fを履きます

説明

インドネシアに工房を構える靴職人Emil Rahmana Putraが代表を務めるWINSON SHOEMAKERに底周りをワーク仕様にした全く新しいノンジャンルな靴を依頼しました。

当店のExclusiveコレクションです。

Winsonshoemaker×田中十靴店 Longwing Tassel Loafers

非情にクラシック且つドレッシーで屈強、色んな見方の出来るローファーに仕上がりました。

 

ロングウィング穴飾りがシャープな木型とヒールの傾斜に合わせて直線的に美しく伸びています。

そして言われないと分からないレベルですが、タッセルローファーによくみられるサイドの革ストラップを省いています。こうする事でロングウイングメダリオンを配しながらどこかミニマルに仕上がっています。個人的には狙い通りといったところです。

このクラシックなデザインに非常にドレッシーなチゼルトウラストを採用しております。このバランスが田中十靴店流

ソールはDr.Soleのフルソールを使用しました。ハーフソールでメリハリを付けるのではなくロングウィングに合わせた直線的な傾斜を描きたかった為こちらをチョイス。

当店の意図通り、このローファーに合った低い所から徐々に後ろに流れる傾斜が生まれました。

ヒールはドレッシーでボリューミーなブーツコンストラクションのウッズマンヒール。

 

アッパーに使用の革はアノネイ社のアルパインカーフ

シボの細かい黒がクラシックなデザイン、ドレッシーなラストの橋渡し的役割かと思います。

WINSONは小規模のSHOEMAKERです。革はその時手に入る革を確認し田中十靴店で選び仕入れてもらっています。その為同じ革でまた同じ靴を生産出来る確証はありません。文字通り希少性の高い稀有なシューズと言えます。

今回のローファーというデザインはこのコレクションにおいてはかなりの挑戦です。

この広い履き口、浅いバンプ、そしてこのソールの厚み、どう考えてもフィットしない形状です。

そこは分かったうえでの企画になります。

私はローファーというデザインに紐靴と同等のフィット感を求めるのはナンセンスかと思っております。そもそも論ですが脱ぎ履きがしやすい様に紐を省いたデザインとして登場した物ですから踵が抜けるとかは当たり前かと思っております。返りが付けば引っかかるという感じかと

従って紐靴と同等のフィット感をこのデザインに求める方にはご満足いただけないかと思います。

フィット感に対する捉え方も人それぞれ個人差はあるかと思いますがイメージは、非常に上等でデザイン性に富んだツッカケです。

用途を理解した上でデザイン性やこの靴の持つ雰囲気を楽しんで頂ければ幸いです。

 

先にもふれましたがドレス、ワークというジャンルを超えた全く新しい括りの革靴です。

お客様の見え方、捉え方でコーディネートや場面を選んで頂ければと思います。

当店の見解としては、スーツスタイルにも合わせて頂ける仕様と考えております。そしてドレスダウンしたコーディネートを想像する事は容易かと思います。

是非、この靴で新たなコーディネートをお楽しみください。

 

Emilは元々ワークブーツの製造を行っておりMIDASBOOTMAKERという別ブランドを持っています。

そこで当店では、WINSONのドレッシーなラスト、仕様、革を用いて、底周りをMIDASのワーク仕様、全く新しいノンジャンルな革靴を提案しWINSON SHOEMAKERとしては初のready-made shoesを当店で販売する事となりました。

実は、私は2年ほど前からドレスシューズでありながら底周りはワーク仕様の靴を当店で企画し販売したくメーカーを探しておりました。しかしドレスシューズ、ワークブーツを両方生産できるメーカーは中々ありません。

木型、部材の違い。そして何よりそれぞれの持つ雰囲気を表現する事が難しい。オマージュ的な仕様ではなくリアルドレス、リアルワークを纏う靴を作る為探した結果ようやくWINSON SHOEMAKERに辿り着きました。

 

WINSON SHOEMAKERは一足一足手仕事にて製作する注文靴のみの生産を行っており、既成靴のオファーに関しては断っていたそうです。実際、私がドレッシーな注文靴仕様の靴を既成にして欲しいと頼んだら断っていたとエミルは言っていました。

そもそも私が欲しい靴が全く新しい仕様であった事でたまたま実現したready-made shoesです。

勿論、Wibson×田中の靴は一足一足ハンドソーンで作られています。

 

追加情報

サイズ

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