説明
Saint Crispin’s Derby 5 eyelets punched cap toe
デザインを作ってもらいました。
当店でお願いして作ったモデルなので当店にしかないです。(今のところ…)
外ハトメを施しアーチを描いた外羽根が特徴です。この外羽根が適度なカジュアルを演出してくれます。
穴飾り(パーフォレーション)はシンプルに親穴のみ子穴無しで構成、そして木型は鋭角でありボリューミーなチゼルトウ、通常ヒールより4ミリアップし傾斜を付け接地面に向かって絞りを効かせたキューバンヒール。
絶妙にドレッシーでもある靴に仕上がっています。
そして特筆すべき点がもう一つ。
ヒールはワークブールのテイストを取り入れ、張り出しを設けています。グッと張り出してから絞る事で
ハードなテイストと色気を纏ったシルエットに仕上がっています。(こんな仕様を指定できるのは当店のみです)
実は、数年前からワークブーツの仕様が気になっていました。デザインというよりそのシルエットが素敵だなと感じたんです。
今回、ドレス靴メーカーにワークブーツのシルエットを依頼する事で当店のイメージするカジュアルを表現してみました。
お仕事スタイルカジュアル化の波に逆らわず、尚且つドレスの要素をしっかり残すべく考えたデザインです。
当店で考えるカジュアルとはあくまでドレススタイルからダウンしていく方向です。響きはよくありませせんがドレスダウンしていく方が自然だからです。ドレスアップというのには限度がありますし着地点も違ってきます。
是非カジュアルな気分で履いて頂きたい一足です。