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田中十靴店
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熟成20年物

  • tanaka yoshihiro
  • 6月 8, 2020

熟成して飴色なってますわ~。

二十歳の時です。まだ靴業界で仕事する前ですね。

関信義さんの靴をオーダーする機会に恵まれました。

ビスポークは測り手と作り手が一緒。

私がオーダーしたのはどっちかというとスミズーラという言葉の方が

意味が近いのかな?

オーダー出来るお店で測ってもらい木型、靴づくりは関信義さんに。

仮縫いもしましたよ。

当時は、ちょっと踵が緩いとか言って修正してもらいましたよ。

お願いしたのはこのモデル。

ホールカット。

ワンピースとも言いますね。一枚革のとてもシンプルなデザイン。

このデザインとシルエット、色になったのは、ベルルッティのホールカット恰好ええなー、イギリスのラウンドトウ恰好ええなーとそれが交じり合ってこうなりました。

なんかミーハーな感じですね。

でもこの感覚は今も変わらず。

イタリア靴だからとかイギリス靴はこうでなければとかいうのはあまりありません。

好みを超越したその物のバランスや良さってあると思ってるんですよね。

さて、靴の話に戻りましょうね。

私のホールカットはなんと一周継ぎ目なし!!

これ私注文してません。

「継ぎ目なしにしといたから」と言われて「はいそうですか?」

で終わりです。(こんな感じも昔ならではですね)

当時はフーンてな感じでしたが、これ職人技ですね。

どこも革縫わずに釣込んでこんだけの立体感ある形に纏める。凄いです。

この踵がなんとも言えない丸みを帯びていて美しい。

継ぎ目が無いから履き心地がどうとかありません。ホントに造形美の追求、自分だけの拘り、楽しみ。

因みにこの製法には向いてる革向いて無い革存在します。

しっかり厚みがあり弾力性ある革じゃないと釣込めない、割れてしまう。

(私がオーダーした革はあんまり向いてなかったはず。色が気に入ったので無理やり作ってもらった。出来てしまうのもまた凄い)

色は出来上がった当初、もっと緑やったような?

経年変化してますね。勝手にアンティーク風やと思ってます。

実は作りたいとお願いした際、お前にはまだ早いと断られた経緯があります。

そこを何とかと拝み倒して無理やり作ってもらった。(今ではこんな経緯あんまり聞かないですよね)

今ならなんで早いと言われたか、なんとなく分かります。

若い時と比べ、今の私の感覚からすれば少しきつい。(柔らかいし、長さは足りてるから今でも履ける)

20年(正確には22年)も経つとサイズの感覚も変わる事あるんですね。

私の場合、体重増えて足も広がったなんてオチもありますが...

とは言えフィッテイング感覚養うのにいい経験させてもらいました。

一つの物差しとなりましたんで。

ほんとに感覚なんて物は人それぞれですし、こればっかりは本人にしか分かりません。

(感覚の部分も考慮しながらでフィッティング出来るだけお手伝いさせて頂きます)

だからこそ色んな靴履いてみたいという欲求もずっと湧いてくるのかもしれませんね。

私の靴のような継ぎ目なしホールカット。

実は高い職人技術を擁するサンクリスピンでも一足からオーダーが可能です。

一足一足ハンドラスティング、ハンドソーンウェルテッドですから。

勿論、他のお靴をオーダーするより高いです(33万円~)

興味がおありでしたらお問い合わせください。ご来店頂ければフィッティング出来ますし、革見本を見て頂く事も出来ます。

皆様のお問い合わせ、ご来店をお待ちしております。

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