タッセルローファーは比較的歴史の浅いデザインなんですね。
オールデンがハリウッド俳優の誰やっけ?の為に作ったデザイン。
ボンボリ付きローファー。
その後、スーツスタイルにタッセルローファーを合わせるのがアメリカの金融街で流行し世界中に広まった。
なんて感じやったと思います。(ちゃんと調べろや俺)
ある年代ではおっちゃん靴の定番みたいなイメージ。
特に履き口が広くてバンプがちっちゃいタッセルローファーはおっちゃん臭いと思う方も…
あとヤンキーファッションにもよく合わされていたような…
今日から俺はとか見直したら誰か履いてへんかな?(因みにバンプちっちゃいローファーわたしゃ好物です)
ただ!!今の今、このデザインむしろ大定番!!
世の中の服装のカジュアル化にフィットし普通に受け入れられるデザインじゃないでしょうか?
TLB Mallorca、スペインはマヨルカ島のシューメーカー。
アメリカ発祥のタッセルローファーにTLB Mallorcaのクラシックなテイストを守りながらラテン臭を絶妙にミックスするモデルを田中十靴店でオーダーさせて頂きました。
ご覧下さい
トウのボリューム感、洗練されていながら愛嬌がある。
そしてこのアッパーに楕円を描く摘みモカが足元に立体感、表情を与える!!
革継いでる訳じゃないから縫う必要はないんですよね。
(しかもこのステッチ手縫いやし)
でも装飾としてこのステッチは外せない!!
ジャケットスタイルに
紺色とこのバーガンディーやっぱり合います!!
という事はジーパンとの相性も抜群。
先の話に戻りますが、アメリカの金融街でこのデザインが流行った。
当然スーツスタイルに履いてたんでしょう。
使える幅、広いな。
そしてどことなくこのTLB Mallorcaのタッセルローファー
おっちゃん臭いじゃなく、大人な香りがするのは私だけでしょうか?
(ええ歳こいたおっさんが言うのもなんですが)
「洗練されてる」「エレガント」「色気ある」そんなとこ。
話はとんで、細かなディティール。
この履き口の両サイドに革紐ではなく掬い縫いが!?
勿論手縫い。
ここが田中十靴店でセレクトさせて頂いたポイントなんです。
ここにちょっとしたラテン系遊び心を感じた。
さり気ない違いを演出するんですよ、これが。
もう一つ
色はBURDEOS(バーガンディ)
コードバンでもガラスカーフでもなく
独特のムラ感あるミュージアムカーフを使いました。
クラシック+ラテンに田中十靴店の遊び心をもひとつ添えて。
光の当たり加減でダークにも鮮やかなボルドーにも見えるミュージアムカーフ
シンプルにシングルレザー、チャネル仕上げ。
半敷もミュージアムカーフ
- TLB Mallorcaモデル:546
- 価格:¥51,000(消費税込¥56,100)(シューキーパーは付属しておりません)
- ラスト:JONES
- 素材:MUSEUM CALF
- 色:BURDEOS(バーガンディー)
- 素材:Single leather sole
- 製法:Goodyear Welted
カジュアルな気分、雰囲気を出しながら気持ちドレッシーに大人っぽい靴(ええ大人やけど)
しかも定番デザインでありながらさり気なく遊び心のある
TLB Mallorcaのタッセルローファー Model 546のバーガンディーおススメです。
皆様のご来店をお待ちしております。