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これやからSaintCrispin’sはやめられへん

Date
5月, 21, 2021
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久々のブログです。   さぼっておりました。

田中十靴店企画のサンクリピンニューモデルが入荷して参りました!!

ご紹介せねばなりません。

Saint Crispin’s Model 741 タッセルローファーお披露目!!

  • 価格:¥239,800(税込)(シューキーパー込)
  • ラスト B-Chiseled
  • 素材 MOU
  • 色 BURGUNDY
  • 底材 Single leather sole
  • 製法 Hand sewn welted
  • ウィズ F

※価格は当店の既成靴として一足からのオーダーより少し抑えた価格とさせて頂いております。それでも高いですけどご了承ください。

これ同じ木型を使った靴です。

なんかローファーの方がすっきり見えないですか?

こちらのハンドモカの形状がボリューミーなチゼルトウを絶妙に直線的に見せてるんですね。

サンクリスピンには定番的に、しかも無数のタッセルローファーが存在し、それこそ木型との組み合わせで見え方の異なるローファーが作れるんですが、今までのタッセルのパターンはハンドモカ縫い部分はラウンドしてました。

少なくとも私はラウンドの他見たことがなかった。

このデザイン、このパターンはチゼルトウの為に作られたパターンなんですね。

田中十靴店ではサンクリピンの木型、Clasic(ラウンドトウ)とB-Chiseled(チゼルトウ)の2種類を使って展開しているんですが、正直B-Chiseledを使ってタッセルローファーをやろうという発想はなかった。

しかし!このモカのパターンを観た瞬間。これや!!と

新しい発見。

これやからSaint Crispin’sはやめられへん、クセになります。

実際にはボリューミーなのに足元をシャープに美しく補正してくれるスクエアなモカ縫い。

敢えて補正と言わしてもらいましょ!スーツ等もそうですが、心地よさの他に美しく見せる事も大切なポイントです。

見る角度によってはこの木型の持つ重厚感というか厚みも健在!!

今回アッパーに使用したのはMountain calf

相当細かいグレインレザーです。カジュアルな雰囲気、表情でありながら

敢えてドレス靴としての優美さも残したいという意図からこの超細かいグレインにしました。

そして色はBurgundy

私ここでようやく気付きました。私はBurgundy好きやな。

理由はあるんです。いや、だって使いやすいもん!!

靴の色、超大まかに言うと黒と茶が大半ですね。Burgundyも茶に一つとして数えてる。

でもよう見るとこれ独立した色ちゃうやろか?なんか他と違う気がする。

突然ですけど、黒い服に合う色の靴、黒の次何色が浮かびますか?

私はBurgundyなんですね。黒とボルドー系は相性いい。黒系の洋服までカバーできる黒以外て実はあんまりないんですよ。イメージしてみて下さい。黒の次にオーソドックスと言われる焦げ茶より合う思わないですか!?

Burgundy

使いやすいんです。独立した色なんです。

なので今回このローファーにも使いやすくてエレガントなBurgundy

エレガンテ!!

カジュアル化のすすむ昨今。

タッセルローファーはその代表格と言ってもいい。

勿論このローファーもその流れの中にあります。

皆様のイメージするカジュアルってどんなものですか?

この色、素材、シルエットを活かしてドレッシーなカジュアルというのは如何でしょう?当然ローファーやからドレスダウンは無限大。

でも敢えてスーツスタイルにこの靴を持ってこようと思うのもアリかと...

私のイメージするカジュアルは極端に言えば、この靴を履いてスーツスタイルをカジュアルな気分で着こなす事。

それ即ちカジュアルです。(あんまり上手いこと言えんけど)

是非お試し下さい!!

実はまだこの靴には仕掛けがございます。続きはまた今度(小出しにせんと続かん)

皆様のご来店をお待ちしております。

gidai

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